腕の痛みの原因は背中にアリ!

2016年10月25日

おはようございます。めがね👓です。

冷え込みがきつくなってきました。日中は暖かいのだけども日が暮れると身震いするほど寒くもうクロックスでは足が冷たいのでおとなしく靴下と靴を履きます。

 

背中と腕が鈍痛でツライという訴えの交通事故の患者さん。

以前にも同じような訴えをしていたのですが時々、症状が強く出るようです。

腕に鈍痛ということですが背中を手技でほぐしていると腕まで響くよう。確かに怪しそうなポイントがありました。

背中の少し深いところにある上後鋸筋のトリガーポイントの場合、腕から小指の方にかけて鈍痛が広がることがあります。

上後鋸筋をしっかりほぐそうとすると他の筋肉が揉み返しがきそうなのでほどほどにしてREBOXで狙ってみました。症状がどれほど改善したかは次回の来院時に聞いてみますがとりあえず施術後は楽になってるご様子。

痛いところ=悪いところとは限らないのが難しいところ。この腕の痛みは背中が原因の典型例。

痛いところだけに目を向けていたらきっと施術効果は半減。無駄に時間もかかってしまうでしょう。

お世話になった先輩先生によく「木を見ず森を見ろ。もっと広い視野で症状を考えろ!」とよく怒られたものです。

あの時、厳しく指導していただいたことが今に活かせているのは本当に感謝ですがあの厳しさを思い出すと身震いもします(笑)