腰痛の原因が腎臓!?

2017年04月11日

こんばんは、めがね👓です。

本日の坂戸市は一日雨ですね。2月の気候だとかで風も強くなってくるようです。

今日は暇なので受付でこうしてブログを更新するわけですが扉からの風が冷たいです(苦笑)

 

先月、背中から腰が痛いと再来の患者さん。

以前は酔って足を滑らせて階段で転倒し背中を打ち付けた患者さんでした。その時は微弱電流治療器REBOXと手技で無事に治ったのです。去年の8月ぐらいかな。

今回はどうも痛みに波があるような感じ。普通の腰痛とはちょっと変な感じがありました。

立ち上がる時も腰が痛いというより貧血気味な感じ。

ご本人はまた酔って背中を打ったのかも。と言うもののどうにも受傷機転があいまい。

当院には機械の血圧計があるので血圧を測ってみるとエラーの連発。

立っていられないほどフラフラしてるので落ち着くまでベッドに横になってもらいその間に紹介状を書き、病院へ行ってもらいました。

例え本当に酔って転倒の際に背中を打ったのかもしれませんがどのみち血圧がこんなにも安定しないのであれば接骨院での施術は不可能です。

約4週間ほどして紹介先の病院から病状説明の手紙が届きました。

急性大動脈解離の疑いと腎盂腎炎

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ということでした。急性大動脈解離は破裂したら命の危険がある病気ですし腎盂腎炎も感染症なので適切な処置をしないと腎機能障害になります。

この患者さんは確かにお酒の好きな方。以前来院の時は健康診断では問題なかったのですが今回は腎臓が原因の腰の痛みだったようです。

腰痛専門の勉強会などにも参加し勉強したつもりでしたし腎臓に結石があるパターンはよくありますが腎盂腎炎だったケースは初めてです。

結局、紹介先の総合病院で腎盂腎炎の処置をしたのち大学病院へさらに転院されたようです。

当院は腰痛に限らず問診、視診、触診、動診など初診時の対応に特に時間をかけています。

今回のようなケースはもちろんただの腰痛、ですまさず腰の何が悪いのか、どこが悪いのかをハッキリさせなくては治療効果は半減してしまうからです。

ご自分がどんな腰痛なのかただの慢性腰痛でもなんなのか知ることも大事だと思っています。

腰痛でお困り、お悩みがありましたら若葉駅から徒歩5分の坂戸市めがね接骨院にお気軽にご相談にきてください。