正直であることと誠実な対応をとること

2022年11月1日

先日、ツイッターを久々にのぞいていた時にタイムラインに流れてきた記事が大変興味深く読み入ってしまいました。
https://blog.tinect.jp/?p=78302
patoさんという方の記事でほかにもコミカルな記事やブログが面白くて時々拝見していました。

上記の記事を読んだときにめがね接骨院として「正直」=「誠実」ではないのだろうかとここ数日考えていました。

おかげさまでめがね接骨院も開業から6年がたち様々な患者様が来院しました。

患者様のお体を見させてもらって正直に自分の見解を話すことが誠実なことだと思っていましたがpatoさんの記事をみて本当にそうなのかな?場合によっては正直だったかもしれないけど誠実ではなかったのかと思いました。

今年の夏に整形外科を受診した患者様、寝違えと言われて(正確な診断名は寝違えではないでしょうけど)通院していましたが仕事の都合上、継続通院が難しく当院に来所しました。

受診当初から上腕部や前腕部に鈍痛があり斜角筋に圧痛および放散痛もあってTPだなと思い施術を開始。

数回の施術で鈍痛は緩和しつつも今度は母指に痺れが。これも斜角筋のTP(もしくは斜角筋症候群)を疑い引き続き施術をしました。

一か月に1~2回ほどの施術を行い8月の上旬、私の都合により長めの夏休みをとっている時に医科にてMRI検査をしたところC6のヘルニアがありました。

痺れの範囲とヘルニアの部位が一致しているためヘルニアによるものとで間違いないだろうと思いました。

斜角筋のTPだけなら当院でも十分対応できるものですが頚椎ヘルニアとなると根治は手技だけでは難しい。

当院としては患者様には「選ぶ権利」があると思っているので当院でできることや保険適応外で自費になる時などは患者様にいくつかの選択肢を提示しています。

今回のケースでは対処療法による症状の緩和を目的としたことならできるかもしれませんが根治となると当院では難しいということ、症状の緩和も鍼施術のほうが効果が見込めることをお話しました。

内心、転院したほうが患者様の為だと思ってお話していた部分もあります。

このような話をしたときに患者様は「めがね接骨院に通ってはいけない」と思ったようでお会計のときに「これからも通ってもいいですか?」と言いました。

できることに限りはありますが可能な限り症状を改善できるように全力を尽くします。

と返答しました。

当院では対応できないもの、他の施術方法のほうが効果的なことなどを正直にお話しし時にはお断りしたこともありましたがそれは正直ではあったけども患者様にとっては当院で施術を受けることが誠意がある行為だったのかもしれません。

今後も当院の方針を変えるつもりはありませんし対応できないものはしっかりお話していくつもりですが時には施術を引き受けることが誠意になることもあるということは頭の片隅に入れておこうと思いました。

ちなみにその後2カ月がたった今、頚椎ヘルニアの患者様は少しですがリリカを服用していますが回数は減り就労や日常生活において痺れは感じることがかなり減ってきています。

施術内容はクラニオセイクラル、微弱電流治療器(REBOX)、アームラインと斜角筋の筋膜リリースなどです。

 

交通事故による頚部のむち打ち、寝違え、肩こりなど坂戸市の接骨院では珍しいクラニオセイクラル、微弱電流治療器などがあるめがね接骨院にご相談ください。